Photo Essay

2023.11.23のフォトエッセイ

令和5年12月1日に事務所を移転し、横浜花咲法律事務所に改名する。
一足早く、ウェブサイトのリニューアルが完了したので、驚かれた方もいるかもしれないが、この機会にフォトエッセイも投稿を全て消し、心機一転書き始めることにした。

今回の写真は、事務所(花咲町法律事務所)の近くにあるミニストップのあたりから望遠で川の反対側を撮影したもの。野毛っぽさが出ていて個人的に気に入っている。
3階のバーには何度かお邪魔したことがあるが、味よし雰囲気よし、リバーサイドビューよしで、とても素敵なお店だった。すっかりビールしか飲まなくなってしまったので、あれほど行っていたバーも年に数回行くかどうかになってしまった。
ミニストップには、糖分補給によくお菓子を買いに行っていた。開業して初めて郵便物を自分で出しに行ったとき、ポストの場所がわからず、川の反対側すぐにポストがあるのにミニストップで投函したのを思い出す。
ほどなくして訪れたコロナ禍で、一時期はゴーストタウンのようになっていた野毛。ラーメン屋さんまで店頭でマスクを売っていたのが切なかった。
仕事で疲れた帰り道に酔っ払いだらけの道を歩いて帰るのは時に苛立つこともあるけれど、この頃のことを思えば、活気が戻ってくれたことがただ嬉しい。

気づけば僕も、花咲町法律事務所での5年間に、なんと5回も引っ越しをした。
数多くのお客様の免許証を見てきたが、裏面の住所変更欄がいっぱいになって、追加のめくれるシールが貼られているのは僕以外に見たことがない(笑)
スクラップアンドビルドを繰り返してきて、経験が増えるとともに心はどんどん軽くなっていった。心の荷物は減っていく。後悔はない。恨みもない。反省はするけどポジティブに考える。
その時その時で、一生懸命に生きてきた。

先日、パートナーを親友の弁護士に会わせて、一緒に焼肉を食べた。
パートナーが、親友に対し、僕のイメージを聞いたら、「純粋、透明だよね」と親友は即答した。
とても嬉しかった。
新天地でも、透明で軽いエネルギーを持っていたい。