エイプリルフールだけれど、大人になるにつれて、いつからか別にどうでもよくなり、「なんか面白い嘘つかなきゃ」みたいな強迫観念もなくなった。一人暮らしだし、自営で普段から集団と関わらないからなおのこと、そんな空気感にもならない。
別に嘘が下手なわけではないけれど、そもそも嘘が好きじゃないんだなと。なんか嘘ついて騙してキャハハみたいなのが、性に合わない。ドッキリ番組とか見ても、よほど面白くない限り笑えない。
そんな自分を、つまらないと思っていたけれど、今はとても好きだ。
先週末、自然博士の息子とつくし取りをした。一緒にハカマをとって、「これ全部パパ持って帰っていいよ、天ぷらにしたら美味しいよ」というので、帰って天ぷらにした。一緒に見つけたスギナとユキノシタもプレゼントしてくれたので、これも天ぷらにした。
本当にどれも普通に美味しくて驚いた。
これが世界の実像なんだよな。嘘ついて騙して人が困ってるのを見て笑って、持ち上げたり貶めたり、そんなくだらない虚像に振り回されて大切な命をすり減らしてたまるか。
実像に触れて軽やかに生きる。それが幸せだ。