Photo Essay

2025.01.11のフォトエッセイ

1月4日、天気が良かったので気晴らしに東京を散歩した。四ツ谷から飯田橋や護国寺を経由して池袋まで、10kmほど歩いた。
このあたりのエリアを延々と歩くのは学生時代以来で、とても懐かしい気持ちになった。
当時、市ヶ谷から飯田橋まで何度歩いたことか。法政大生ばりにこのエリアにいたと思う。このお濠の抜け感がたまらないんですよね。いかにも東京という感じで、横浜にはない景色。
飯田橋駅は一部めちゃくちゃ綺麗になっていたけれど、駅ビルのラムラは相変わらずのビンテージ感でホッとした。
もう15年以上前になるけれど、ラムラに植え込みに囲まれた座れる場所があって、そこで休憩しようと思い立ち入ったらトレンチコートを着た露出狂の女性とカメラを持った男性がいて、リアルガスター10を目撃してしまったことがある笑。今や植え込みは全て刈られて露出プレイもできないようになっていた。あの人たち元気かな。
そして、バンド活動をずっとやっていた自分が音楽の夢を諦めたきっかけとなった、ショルティ指揮のワーグナー序曲前奏曲集のCDを買ったブックオフ飯田橋駅東口店も、すでに閉店していてダイソーに変わっていた。
変わっていくものも変わらないものもあるけれど、あの時に戻りたいかと言われると500%ノーだ。常に今が一番いい。色々ありながらも、いつもそう思えている自分は幸せだと思う。