横浜の風景

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2019年12月22日

the shes gone

アイキャッチ画像 好きなもの

今、一番好きかもしれないバンド。

昔みたいにアーティスト自体にハマることがなくなって、人となりとか調べようともマニアになろうとも思わないし、ライブとかも別に行かないし、ただ曲がよければ聴く、という感じなのだけれど、なんとなしにiTunesを見ていたらこのジャケットが好みすぎて思わずポチッとしてみたら大正解。

※この記事のアイキャッチに、iPodに表示されたジャケット画像を9:16でカットしたものを使わせてもらっています。

曲調としては穏やかで綺麗な歌メロという感じだけど、サウンドが特にいい。ミドル(中音域)重視でほどよく空間系を混ぜたギターサウンドが本当に自分の好み。ボーカルの声もいいし、素朴なんだけれどもじわっと沁みてくる曲たち。

ボーカルの声質やサウンドの感じは、ゲスの極み乙女。の川谷絵音がやっているバンド、indigo la Endに近いんだけれど、あれよりももっと聴きやすいというか、普遍的。indigo la Endは前衛芸術みたいなハッとする驚きがあるけれど、反面、すごすぎてついていけないところがある(もちろん褒め言葉です。川谷絵音が天才というのは疑う余地もないと思う)。

けれど、the shes goneがありきたりかというと、そうではない。少なくとも自分はこんな音楽は初めて聴いた。ありそうで、ない。もうちょっと曲がアク強かったり、逆にありきたりすぎたり、ボーカルの声がもっとクセがあったり、ギターの歪みが強かったり、「ちょっと、違うんだよな」というところが、このバンドにはない。あくまで自分にとっては、だけれども。

バンドって面白くて、同じ曲、同じ演奏をしたとしても、メンバーが1人違うだけで全然別物になる。だから、これだけ日本にたくさんバンドがいるわけだけれども、一つとして同じサウンドはないし、だからこそ、自分に合うものを探す喜びがある。

地下のライブハウスで、髪伸ばして化粧して、激しい耽美的な音楽をやっていたあの頃と違って、今の自分にとっては、音楽ありきの生活じゃなくて生活ありきの音楽。生活に溶け込んでいくような、自然体の音楽を求めてしまう。

クラシックもいいけれど、ヨーロピアンな暮らしをしているわけではない。だからこのジャケットに一目惚れしたのは、こういう日本の素朴な暮らしを素敵に彩ってくれる雰囲気を見事に表していると思ったから。アルバムタイトルの「DAYS」も、まさに、という感じ。

最近は、「生活」をいかに心地よいものにしていくかをよく考えている。風のように生きたいし、花のように優しくありたいし、太陽のように明るくいたい。色々趣味とか書いているけれど、結局、自分の趣味は「生活」なんだと思う(笑)

自分よりだいぶ年下のバンドだけれど、本当に素敵な音楽を創っていて、尊敬しかない。まだ作品は多くないけれど、捨て曲ありきでたくさん作るようなバンドではなくて、これからも丁寧に素敵な曲を作って、長く活動してほしいな、と思う。

ちなみに、自分は「甘い記憶」が特に好き。気になった方はYoutubeとかで一度聴いてみてほしい。


saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。一児の父。精通分野は交通事故(被害者側)。

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