横浜の風景

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2019年10月13日

羅針盤

アイキャッチ画像 雑感

開業してから早半年。あっという間だったけれど、勤務弁護士時代がだいぶ昔のことのようにも感じる。

ありがたいことに、それなりに忙しくやらせていただいている。多忙で回りきらない、というレベルではなく、決して暇ではないけれども依頼者の方にもっと満足していただけるために頭を使い時間と体力を割いて頑張るだけの余裕はある、という意味で、恵まれた忙しさだ。

組織にいた時は(これもありがたいことに)仕事が大量すぎて、日本語として正しくないのはわかっているけれども最近の若者言葉で言うならば「どちゃくそ」忙しいという状態だった。それでも本当に多忙な弁護士から言わせれば「何言ってんだコイツ」ってレベルだろうけれど、大変は大変だった。正直自己管理とか言っている場合ではなく、自分が何を考えようとどう思おうと否応なしに世界は回っていくので、内省する暇もないし、スケジュールを立てようとしても勝手にどんどん予定が入っていく。だから手帳はあってもどこか中途半端な使い方しかできなかった。

でも今は違う。この半年間で、自分で仕事を回していくことの楽しさと難しさを知った。自営の士業にとって手帳は羅針盤であり、武器でもある。武士が常に腰に差す刀を丁寧に磨くように、手帳を充実させてきた。手帳に書かなければ何も始まらないし、必要なことは全て書き留めておかないと、誰も教えてくれない。

半年経ったところで、いったんリセットしてまっさらな状態から今のやり方で手帳を充実させたくて、10月始まりのものを買ってみた。女性向けのカジュアル手帳だと多いけど、ビジネス用ではあまり無いのね……。年末とも年度末ともかぶらないから余裕をもってスケジュールを立てられるし、10月始まり、いいと思うんだけどな。

自分は月間とバーチカル週間の合わせ技。月間に訴訟や外出の予定を書き込み、週間にはその日やると決めたタスクも一緒に書き込み、欄外のToDo欄に忘れがちなタスクを控えておく。

そして、ペンは3色のフリクション。書いても消せるから、暫定の予定でも気軽に書き込める。殴り書きは厳禁というルールにしている。読めない字はミスのもと。いつ見返しても綺麗な手帳だと思えるようにしたい。

また、この10月から、毎日の食事内容を書き留めることにした。ただ記録に残すだけで反省の契機にもなるし、思った以上に自己管理に資することがわかった。

浮き沈みの激しい人生も楽しいんだろうけれど、根がそういうタイプなので(笑)、淡々と丁寧に生きることを人一倍心がけてちょうどいいくらいだと思う。

この手帳とともに、今年度後半戦も頑張っていきたい。


saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。一児の父。精通分野は交通事故(被害者側)。

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