横浜の風景

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2022年4月22日

無告

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今朝、スーツ姿の男性が弁護士バッジをつけて歩いていて、まぁ見るからに弁護士ですという感じだったのだが、ふと自分も弁護士だということを思い出し(弁護士というより自由業、自営業という認識の方が強い)、このカッコじゃ誰も弁護士と思わないだろうなと笑えてきたので、事務所に着いた時に写真を撮ってみた。

もちろん裁判にこの格好で行ったりはしないが、個人的には四六時中スーツでいるのは身体も頭も疲れてしまう。

マウンテンパーカーを着て事務所のビルのエレベーターに乗っていたら宅配の配達員と間違えられて、上の階の人に「何時まで配達してるんですか?」と聞かれたのはいい思い出。

別にどっちがいいというつもりもなくて、いつもスーツを着ている人は信頼がおけるという人もいるだろうし、自分がオシャレだというつもりもない。

ただ、自分はこういう人ですというだけだ。

スーツをビシッとオシャレに着こなすならいいけれど、ただスーツに着られているだけの状態は、重苦しいだけだと思ってしまう。

この格好で、横断歩道の信号待ちで、MY FIRST STORYの「無告」を聴きながら、カッコよすぎる曲なので自然と体が動き出す。どう見ても弁護士ではない(笑)

無告の民というのは、もともと、自分の苦しみを訴えることのできない身分の低い人や貧しい人をいう言葉だけれど、人間社会において、本質においてはほとんどの人が無告なのではないか。

言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズンというのは、昔も今も変わらない。

今は特に、自由に何でも発言できるように見えて、それを批判する人も自由に発言できるから、オープンに見えてものすごい閉塞感がある。マスコミはここぞとばかりにそれを煽り立てる。まさにカオスだ。

言葉のナイフを、美味しいリンゴを剥くためじゃなくて人を傷つけるために使っている人があまりにも多い。

今度記事を改めて書こうと思っているけれど、今、一日一食で、夜に発芽玄米のみの生活をしていて、実に調子がいいし、頭がキレッキレになってきている(気がする)。

やっぱり営業時間を短くして土曜日も休みにして良かったなと思う。

もう記事は全て消したけれど、昨年度の一年間、一番辛くて病んでいた時に、自分は辛いんだ!と思い切って告げたのはとても大きかったと思う。

依頼者が声を上げるのをサポートする立場の弁護士が、自分自身のことも声を上げられない状態では苦しい。

もちろん言っていいことと悪いことがあるし、まぁそもそも自分もいろんな経験をして成長して、基本的に人に悪意や害意を抱かなくなったので、言葉のナイフで人を故意に傷つけることはしないけれど、意図せず誰かを傷つけてしまうこともある。

その辺りは気をつけつつも、自分を解放することに躊躇はしたくないなと思うようになった。

そんなフリーダムな僕と接することで、お客様にも、ありのままの自然体で心を開いていってほしいなと思う。


saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。弁護士9年目。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。精通分野は交通事故(被害者側)。水瓶座O型。

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