横浜の風景

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2019年6月20日

未来予想図

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自宅です(大嘘)

休日に山手の洋館に行ってきた。ベーリックホールの子供部屋がおしゃれで昔から好きなのである。

独立してから、今まであまり読まなかった啓発本とかも読むようになったのだけれど、将来の夢を叶えた自分を具体的にイメージしましょうとどの本にも書いてある。

夢……なんだろ。音楽やっていたときのほうが「武道館!」とか「東京ドーム!」とか夢らしい夢をイメージできていたけれど、今の自分に夢はあるのか。

弁護士の仕事は好きだし天職だと思っている。でも別に有名になりたいわけでもない。もっともっと仕事の精度を高めて、少しでも誰かの力になれて、それできちんと子供を育てていけて食べていければ、別に贅沢をしたいとも思っていないし、高級車に乗りたいとも高級時計をしたいとも思わない。

齋藤の腕時計は二千円である。いわゆるチプカシというやつで、軽いしデジタルで視認性もよく、デザインもレトロでいい感じだし、非の打ち所がない。

車も今は必要がないから所有していないし、仮に買うとしても別にコンパクトカーでいい。車内の香りはきちっとしておきたいけど。

勤務弁護士時代に、超贅沢とは言えないまでも贅沢っぽいことは一通りして、それはそれで楽しかったけれど、自分は別にそうじゃなくていいなと思った。リーズナブルだけどちょっとオシャレ、みたいな店で飲み食いするのが自分は好きみたいだ。

先輩方のコンスタンタンとかポルシェとかを見ても、もちろん素敵だなとは思ったけど羨ましいとは思わなかった。

香水だけはこだわっていて、ペンハリガンのオーパス1870を愛用している。色々試したけど、仕事用にはこれが一番。かすかに香るようなさじ加減が難しいなといつも思う。

男脳と女脳の違いについて書いた「話を聞かない男、地図が読めない女」を読んで思ったことは、自分はモノにあまり興味がなく気持ちの揺らぎとか人と繋がることが好きという意味では女脳的なんだろうなと。道がわからないくせに聞きたがらないところは男脳だけど笑

だからそんな自分の夢というのは、そんなにアメリカンドリーム的なものではなくて、こじゃれたマイホームで規則正しく丁寧に上質な暮らしをすることなのかもしれないと思うようになった。生まれてから今まで実に13回引っ越してきたけど、一度も一戸建てに住んだことがないので、一戸建てへの憧れもある。

上質というのは、贅沢という意味ではない。一般的なもので十分に品のいい暮らしはできる。チャンピオンのスウェットにユニクロのジーンズでも上品に着こなすことはできる。こんな山手の洋館みたいなすごい豪邸じゃなくていいし、でもエッセンスは取り入れたい。

願わくば、日当たりのいいサンルームにステンドグラスを設置して、朝ステンドグラスを通して床を染め上げる日の光を浴びながら、五感を研ぎ澄ませて生きていることを感じたいなと思う。そんな生き方がしたい。


saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。一児の父。精通分野は交通事故(被害者側)。

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