横浜の風景

ブログ

2021年10月30日

古都千年

アイキャッチ画像 情景

先日、仕事の関係で京都を訪れたため、空き時間に観光をしてきた。

ちょうど京都は時短解除になったばかりで、昼から沢山の人で溢れていた嵐山。朝の空いているうちに、雑誌で見つけた穴場スポット、祐斎亭を訪れた。

写真の通りの美しい景色で、静かにお茶菓子を楽しめる。この部屋は川端康成が執筆をしていた部屋なのだとか。川端康成の美しい日本語が、なるほどこんな美しい景色、佇まいの中で紡がれていたのだなと思うと納得する。

女将さんによれば、対岸は手を入れておらず、千年変わらない景色とも言われているらしい。

世の中は劇的に変わり、ネガティブな方向に向かっているように思われがちだけど、ここから見える景色は、昔と何も変わらない。小さなことで悩むことが無意味に思えてくる。

鎌倉の明月院のような丸窓の部屋もあって、そこに座りながらぼーっとしていたら、

丸窓に 千年変わらぬ 山紅葉

という句が浮かんだ。

センスはないし、山紅葉もヤマモミジのつもりで言いたかったのではなく、五七五にうまく落とし込むのは難しいなと思いつつ。

誰と比べるわけでもなく、言葉がふっと降りてきたことが大事なのかなと思った。


saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。弁護士8年目。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。精通分野は交通事故(被害者側)。水瓶座O型。

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