横浜の風景

ブログ

2020年4月5日

内観

アイキャッチ画像 雑感

世の中が騒がしい時こそ、自分の内面を見つめる必要がある。

冷静に考えれば、自分はやるべきことをしっかりとやって、欲を慎み、これを機会に家事育児や勉強に使う時間を増やせばいいだけのこと。

何に不満を感じ、誰に文句を言う必要があるだろうか。

色々と言いたくなる気持ちはわかる。自分も焦りや不安から言葉を重ねてしまいたくなる。しかし自分はこの問題の本質についてあまりにも無知だ。日々3社新聞を読んでいるけれど、それでも全然わからない。

有意な議論は識者に委ねるとして、自分は心身を鍛える機会だと思っている。

周りを見る余裕が無くなっていないか。医療機関の方々をはじめとする、前線にいる方々の不眠不休の生活に比べて、自分は何か変わったか。不安なこと以外に何か変わったか。文句を言うなら感謝の言葉が先ではないか。誰かのせいにして何かが解決するか。

1年間色々と悩み苦しみながらなんとかやってきて、ちょうど、2年目のテーマは、「己を恭しくして正しく南面する」にしようと考えていた折。論語の一節で、舜帝の時代に何もしなくても世の中が治まったのは、彼がただ自分自身を慎み深くして正しく君主の座にいたからだという話。これだけのことが実に難しい。

良い鍛錬の機会だ。

南面とは君主の座にいることだけれど、これは自分自身の内面に置き換えたい。自分自身の政治をするのだ。

今月で開業2年目を迎えた。大岡川の桜は今年も美しい。どんな世の中でも、変わらない美しさと調和を持って生きていきたいと思う。


saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。一児の父。精通分野は交通事故(被害者側)。

私が大切にしていること