横浜の風景

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2022年5月19日

リハビリ

アイキャッチ画像 ライフスタイル, 考えたこと

アルストロメリアの花を近所の花屋で買った。

開業の時に祝い花を届ける仲介をしてくれた縁で、もうずっとお世話になっている花屋である。

最近は事務所のリニューアルに伴って、鉢植えなども置いてみたりして、ますますこのお店にはお世話になっている。

花咲町の花屋というのも素敵だけれど、店主のお兄さんの人柄が良いので、応援したくなってしまう。

花を飾ると、頭と心がリセットできる。

花は綺麗で可憐だが、その本質は質実剛健であり、完全に調和された生そのものであり、一切の甘ったるさがない。

最近、脳が甘ったるさに慣れてしまっている気がして、このまま脳が虫歯のように溶けていくんじゃないかと、恐ろしい気持ちになることがある。

ネットを開けば、食欲や性欲を刺激して広告効果を煽るようなコンテンツばかりが出てくる。

甘いお菓子のように加工しまくって可愛さを誇張した女の子たちがTikTokで踊っている。

一つネットミームが生まれれば、皆判で押したように安易にそれを使いまくる。

一つのニュースに対し、すぐさま、たくさんの人間が大げさに誇張した動画をアップロードする。

それらの露骨な承認欲求は、白砂糖を大量に使ったお菓子のように甘い。

そういう表現を受け入れることが無意識のうちに刷り込まれていて、自分が人間らしくなくなっている気がした。

写ルンですで写る写真が当たり前だったのに、気づけば加工写真ばかりに囲まれている。

視界もおかしくなっている。

だから、リハビリが必要だと思った。

ネット・スマホ断ちというけれど、今の時代、完全な意味で断つことは不可能だ。

いくらスマホを見ない!といったところで、LINEを開くだけでも、天気を見るだけでも、広告やネットニュースのオンパレードだ。

だから、問題はスマホを鍵付きの箱にしまっただけでは解決しないと思った(一時期試していたけれど、時間が来て鍵が開いた瞬間、急いで開けてスマホを見てしまう。この時点で中毒だなと恥ずかしくなる)。

実際は、この世界が悪いのではなく、この世界をそのように捉えている自分のマインドに問題がある。

花はコロナ禍だろうとネット社会だろうと関係なく、質実剛健に自分の生を美しく生きている。

と、すれば。

まずはネット以外のところでの自分の心の持ち方だ。

ジャンクな食事をやめる。小麦を極力摂らない。一人で外食をしない。コンビニに入らない。自分とは関係のない街行く人を老若男女問わず一切見ない。夜に静かな瞑想の時間を持つ。

パートナーや数少ない友人を心から大切にする。

こういう心がけで、少しずつ、自分という人間から、甘ったるさを抜いていくのだ。

いろんなものに振り回されて甘ったるい欲まみれになっていたなあ、というときは、ものすごく抵抗力・免疫力が落ちているなぁと感じる。

砂糖に虫が群がるように、全身が何かに侵されているような感覚になる。それは目に見えるところでは黄色ブドウ球菌だし、マインド的なところもそうだ。

豪速球を微動だにせずバシッとキャッチャーミットで受け止められるような強さが欲しいのだ。

少しずつ、甘ったるさが抜けてきて、今朝は少し調子がいい。

弁護士になって以来一度も、まだ本当の自分のポテンシャルは出せていないと思う。自分はまだまだ、もっともっとやれる。強くしなやかに生きていける。

花の写真と、タイトルが「リハビリ」。お見舞いの話かと思われそうな組み合わせだが、全然違うところに読者の方を連れて行ってしまって申し訳ない(笑)

けれど、そんなところも自分らしいなと思う。


saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。弁護士9年目。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。精通分野は交通事故(被害者側)。水瓶座O型。

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