横浜の風景

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2019年7月14日

ニューデイズ

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海の日の三連休は全て休むことにした。個人事業主に休む暇なんてないんだろうけど、実は先週引越しをして、片付け等やらなければいけないことが山積みなので、思い切って休業にした。おかげで今日の時点でだいぶ家が片付いた。

引越しといえば断捨離。日本人は物を捨てられない人が多いというけれど、自分は割と容赦なく捨てていくタイプ。もともと物をそんなに買わないというのもあるけれど。

そんな自分が唯一コツコツ捨てずに溜め続けていたのがCD。主にクラシックが多いけれど、AORからブルースからハードロックまで、様々。今回、思い切って全部処分することにした。

だいたい120枚くらいだったと思うけれど、ブックオフの出張買取に出してみたら3万5000円くらいの値がついた。二束三文かと思ってたけどなかなか優秀じゃないか。断捨離もできて一石二鳥。

ぶっちゃけると今回の引越しは家賃を抑える目的で、駅からなかなかの距離、なかなかの築年数のところにしたのだけど、とても静かで空気が綺麗で風が心地よくて、思いがけず豊かな暮らしを得ることになった。こんな静かな暮らしは函館以来久しぶり。

窓を開けても風の音と鳥のさえずりしか聞こえないくらい静かで、いつも首都高や国道沿いで明るくうるさいところに住んでいたから、まさに新しい生活が始まったなという感じ。

頂き物のチョコレートがあったので、カフェオレでも淹れて食べようかということになった。中目黒のお気に入りカフェ・ファソンで買った豆をミルで挽いて、ハンドドリップで淹れて、ミルクを温める。お湯を沸かしている間、静かなリビングに、ヴァイスのパッサカリアが流れる。小さく流していても、イョラン・セルシェルの奏でるギターの音が一音一音しっかりと聴こえる。アーバンな暮らしの中では、街の喧騒や車の音でかき消されてしまうような音。

お湯が沸くまで、ただ待つ。ただ待つという時間が贅沢だ。

左手にコーヒーサーバー、右手に温めたミルクサーバーを持って、同時にマグカップに注ぎ入れる。これがパリジャン流だとどこかに書いてあった。どこに書いてあったのか忘れたし、パリに行ったこともないので本場でこうやっているのかもわからない。でも、自分の中ではなんとなくゆったりとパリジャン気分を満喫している。それでいい気がする。

明日も雨だったら、朝、またカフェオレを淹れて、フランソワーズアルディでも流そうかなと思う。気だるい朝を気だるいまま素敵に彩ってくれる魔法の薬。


saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。一児の父。精通分野は交通事故(被害者側)。

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