横浜の風景

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2020年10月17日

ストレスゼロ人間になれた話

アイキャッチ画像 考えたこと

昔からストレスまみれで、ストレスといえば俺だろうくらいにストレスを感じまくっていた自分が、ここ最近、すっかりストレスを感じなくなった。本当にここ1ヶ月くらいの話である。

最近ストレス溜まっていますか?という質問に対しては、迷わず「溜まってないです」と答えられる自信がある。

仕事や家事育児の負担感、人間関係などはさほど変わっていない。とても疲れる時もあるし悩みもある。けれどストレスはない。

よく病院とかで「ストレスを溜めないようにしましょう」と言われて、いつも、「ストレスがない世界なんて墓場だけだ、ストレス無くせるなら苦労しないさ」と思っていたし、おそらくそう思っている人はとても多いと思う。

だから、この記事では、無責任に漠とした精神論を説くつもりはない。自分が何をして急にストレスゼロ人間になれたのか、具体的に書いてみる。

もちろん、人それぞれ考え方は違うから、あくまで参考程度に留めてほしい。ただ趣旨はどんな人にも通じるものがあると思うから、ストレス過多で悩んでいる人がいたら、自分なりにぴったりなやり方に変換して実践してみてくれたら嬉しいなとも思う。

自分にとってストレスゼロになるための流れを作ってくれた行動は、主に、①有害コンテンツを徹底排除する、②ほめ日記を書く、③最新の音楽を聴く、④早く寝る、⑤情念の雄弁さを常に意識する、といったところだ。

まず、有害コンテンツの徹底排除。大した根拠もなく不安や感情を煽るだけのテレビ番組やネットニュースは見ない。アダルトサイトも今後一切見ないと決めた。SNSは全部やめた。これだけでだいぶ変わる。

自分は決してお堅い真面目くんではない。以前は人並み(以上?笑)にそういうコンテンツに夢中になっていた。けれどスマホ別居生活が教えてくれた。ネット上での感情や欲望は誇張されすぎているのだ。一度離れるとよくわかる。

現実にしっかり目を向ければ、楽しいこと、素敵なことはたくさんある。街で出会う人は皆それぞれがそれぞれの個性で生きていて、一つの生命体として魅力的だ。それなのに、ネットやメディアでは善悪美醜が勝手なものさしで強調されすぎているのだ。他人についても自分自身についても、目の前の現実と、作られた勝手なものさしでの評価とのギャップを意識してしまうことがストレスを生んでいる。

ほめ日記はとても効果を実感できた。手塚千砂子さんという方がほめ日記についていくつか本を出していて、どれでもいいと思うのだけれど、興味がある方は一冊パラパラと読んでみてほしい。

要するに自分自身をほめる日記をつけるということなのだけれど、最初は半信半疑だったが気づいたらとても前向きに物事と向き合えるようになって驚いた。

対人関係でストレスを感じるのは、人から褒められたい、認められたい、という感情が奥底にあるからだ。例えば職場に気に食わない人がいたときにストレスを感じるのは、「私は頑張っているのに、なんであの人は」などと思うからで、それは「頑張っている私を誰か認めてほしい、褒めてほしい」という内心と表裏一体だ。

自分で褒めるなんてなんかバカバカしい、こんなので良くなるわけが……と思っていたのだけれど、意外にもここまでしっかりとした言葉で自分自身を肯定してあげたことがなかったことに気づく。目に見える形で自己肯定を言葉にしないから、いつも頭の中で色々渦巻く感情とごちゃごちゃにしながら自己肯定を試みるのだ。そうすると大体歪んでいって、他者を否定したり糾弾したりすることによる自己肯定や弁解に収斂していく。

例えば、つい友達に嫌な態度をとってしまって、反省したとき。ほめ日記を書くまでは、「いや、でも……」と自己弁解に走ったり、当時の状況を都合よく解釈しようとしたり(そのプロセスの中で、友達のほうだって悪かったのではないかという説をも生み出してしまうから人間って怖い)、友達が怒ってないか気にしたりしていたのだけれど、ほめ日記を書いているうちに、「つい嫌な態度をとっちゃったけれど、すぐに気付いて反省できた自分、えらいじゃん!」と結論づけられるようになった。こういう捉え方は、誰も悪人にならないし、風通しがよく気持ちのよい考え方だと思う。

とにかく自分のことをなんでも褒めるぞ!という気持ちで、誰に見られるわけでもない日記を毎日書き続けていたら、2、3週間ほど経ったある日、「なんか、もう、いいかな」と自然と思えた日がきた。それまでは自己肯定したくてしたくて、毎日筆が進んでいたのに、ふと、書く気が失せたのだ。日頃から考え方自体が自己肯定的になったから、歪んだ自己肯定欲が消えたのだとわかった。

自己中心的な人は自尊心が高いのではなくむしろ低いのだ、という真理がある。自尊心がないと人に優しくできないとか、子育てをしている中で、いろいろな本を読んでこういった話はよく聞いたことがあったけれど、これを身をもって実感したのはひょっとしたら今回が初めてかもしれない。

長くなってしまったので、③以降は、次回の記事で書こうと思う。


saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。一児の父。精通分野は交通事故(被害者側)。

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