横浜の風景

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2020年11月6日

ストレスゼロ人間になれた話(2)

アイキャッチ画像 考えたこと

ここのところ業務が立て込んでいて更新が遅れてしまったが、前回の続きを書きたいと思う。

ストレスゼロになるために自分が意識したこと、3つ目は、流行りの音楽を聴くということ。

これは音楽を聴いてリラックスする、という意味ではなくて、「流行りの」というところにポイントがある。

つまりは、自分の思い出に固着しないで、常に精神的にフローの状態でいるということだ。

これはミーハーでいるとか、そういう意味ではない。人間は毎日細胞分裂を繰り返して変わっていっているのだ。社会も常に目まぐるしく動いている。流されるままに生きるのもよくないけれど、柔軟なスタンスを持つのも大切だ。

自分の場合は、小室サウンドだとかビーイングだとか90年代ヴィジュアル系だとかを聴いていると思い出が色々甦ってきて、心に沁みる気がするのだけれど、それは結局過去を懐かしんで自分を慰めているだけなのだと思う。もちろんいい曲はいい曲だし、たまに聴くぶんにはいいのだけれど、そればっかりというのは、前を向いて生きることを無意識に阻んでいるように思う。

90年代の音楽は俺らの「世代」だよねなどといって同年代の仲間と思い出に浸るのは、たまにならいいけれど、自分の内面をフロー状態にできないとストレスを感じやすい固まった思考になると思う。

「最近の若いもんは、、」と愚痴を言うようになりたくないから、まずは今の10代・20代の人たちのフレッシュな感覚を取り入れるために、最新の音楽を積極的に聴いている。いい曲、素晴らしい才能がたくさんあって、びっくりする。

今はSpotifyというアプリを使えば、最新の音楽をたくさん聴けるので、便利な時代だ。自分はランニングウォッチと同期して走っている間も聴いているので、有料会員だけれど、無料会員でも十分楽しめると思う。「日本トップ50」「Early Noise」「TOKYO SUPER HITS」などのプレイリストで、最新のトレンドはだいたい抑えられる。

流行りのものを取り入れれば別に音楽でなくてもいいのだけれど、SNSは別のストレスの原因になるので、自分はインスタもTwitterもFacebookも一切やっていない。LINEも友だち数は最小限だ。

今流行りの「鬼滅の刃」とかも、別に漫画やアニメが好きな人は乗っかっていっていいと思う(それが自分のマインドを肯定的なフロー状態にすることに繋がるのであれば)けれど、自分は昔から漫画やアニメが好きではなくて、それは真面目だからとかじゃなくて、単に情報量が多すぎて疲れるのだ。漫画は絵も文字もあって疲れる。アニメは現実の視界よりも色彩が強くて疲れる。驚かれるが、ジャンプも一回も読んだことがない。

あとは、ながらで取り込めないという意味で、自分はあまり関心がない。歩いたり新聞を読んだりメールを打ったりしながら漫画やアニメを見ることはできない。音楽であれば、移動中でも別の作業と同時進行で楽しめるから、簡単に自分の心をフロー状態にできる。

もちろん、漫画やアニメは素晴らしい芸術だと思うから、好きな人の価値観を否定するつもりは全くない。とにかく自分の好きな、自分の肌に合うツールで、自分のマインドをフロー状態にすることが大切だと思う。

流行に流されすぎて自分が全くない、思考がスクランブル交差点状態、というのはあまりいいことではないと思うけれど、流行を全く取り入れない、という姿勢も、柔軟な思考を阻む原因になっているように思う。まあこれは人それぞれなんだけれども。

次は、寝ること。あれこれ考えたり薬を飲んだりする前に寝ること。子供のおかげで早寝早起き生活が定着して、ほとんど体調を崩さなくなった。モヤモヤ悩んでいることがあっても、とりあえず寝ることだ。そうするとまあなんかリフレッシュできている。

「寝たくても寝られないんです」という方も多いと思う。お客様は皆さん大変な悩みを抱えているし、自分も、軽はずみに、「寝れば治りますよ」などというつもりは全くない。

けれど、自分も考えすぎで不眠に悩まされて体調も崩して難病疾患だなんだと言われたこともあったけれど、色々なあれこれはいったん横に置いて、「自分は寝れば大抵のことは治るようにできている動物なんだ」とだけ思うようにする。そして寝ることができるような環境づくりをしていく。自分の場合はスマホ別居しているので、夜家でブルーライトをほとんど浴びないようにしている。そうすると、自然と眠くなってきて、早寝早起きができるようになる。

もちろん、人それぞれの悩みや生活スタイルがあるから、これはあくまで僕の経験談として聞いてほしい。僕が言いたかったのは、情念から解放されて自分を単なる動物だと思うと良いということだ。

最後は、情念の雄弁さを意識するということ。これは上の話とも関連することだけれど、とにかく、人間の思考というのは放っておくとなんでも雄弁にネガティブな妄想を語り出す。色々考えすぎたら、あ、また情念が語り出したな、今の考えの中で確固たるエビデンスに基づいた話はいくつあった?今目の前の世界はどうなっている?自分はちゃんとこうして生きて呼吸しているし大丈夫でしょう?などと、自分の体、呼吸に目を向けていくようにする。

僕が好きなアランの「幸福論」という本の主眼は、情念からの解放にあると思う。ネガティブな情念は突き詰めれば身体の単なる反応に過ぎないから、それをほぐしてやる運動が大切なのだ。朝にヨガをすると一日のメンタルの調子が違うのも、そういうことだ。

色々と偉そうに書いてしまったけれど、もちろん、自分も、疲れることや悩みごとは全然あるし、それでも、それをストレスだと思わなくなっただけでだいぶ生きやすくなったので、全部とは言わなくても、ほんの少しだけでも、この記事を読んだ方にとって感じるところがあればと思っている。

ちなみにアイキャッチ画像は、息子と早朝の江ノ島にて。アオサギ?が悠然と平然と立っていてびっくり。笑


saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。一児の父。精通分野は交通事故(被害者側)。

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