横浜の風景

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2019年9月7日

おんなじ おんなじ

アイキャッチ画像 考えたこと

1歳4ヶ月の息子は、最近、身の回りの「おんなじ」を探すのが好きだ。

絵本で見たものと同じものを持ってきたり、道で話しかけてきた人と僕の靴が同じだったりすると交互に指差してうーうーアピールしたりしている。

そんな中でも、「そうきたかー!」と思う「おんなじ」がこれ。

絵本のくまちゃんの顔がタンバリンと一緒だと。なんでいきなりタンバリン?と思いながら見てみたら、あーなるほどと。たしかに丸の位置とか色合いとか同じ。っていうかむしろこのくまちゃんと実物のクマの同一性の方がはるかに怪しいよなと。笑

その下にあるのは、ダイソーで買ったドアストッパー。図鑑の中の木琴と同じだと。家に子供用の木琴のおもちゃもあるのに、色合いが違うからか、あえてこっちを持ってくる。うん、たしかにそうだよね、色合いとか線がいっぱい入ってる感じとか、こっちのほうが近い。

こういう既成概念にとらわれない発想を目の当たりにするたびに、純粋に面白いなと思うし、自分がいかに成長とともに「常識」で凝り固まっていってしまったのかをまざまざと思い知らされた気がして、少し悲しくもなる。

こんな野性味のかけらもない「くまちゃん」は、動物の「熊」ではなくて、「くまちゃん」というキャラクターなのだ。むしろ図鑑のリアル熊を指差してこのくまちゃんと同じだと言っている赤ちゃんがいたら、かなりヤバいと思う。笑

なんでもかんでも凝り固まった既成概念の枠でモノを見て、自分たちの目はすごーく、すごく曇っているんだろうな、と思わずにいられない。

人と接するときもそうだ。もっともっと柔軟に、ニュートラルに、ありのままに捉えていかないといけない。

最近、ビジネスでも「マインドフルネス」が流行っているけれども、赤ちゃんこそ最高のマインドフルネスの実践者だ。息子大先生である。

明日はどんなおんなじを見つけてくれるかな。



saitoyuta
弁護士

横浜・桜木町を拠点に活動する弁護士。5年3か月の勤務弁護士時代を経て独立開業。一児の父。精通分野は交通事故(被害者側)。

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